24日の日曜日に、4月から設定していた新しい「湯湾岳コース」へ、初めてのお客様、ご家族3名様をご案内してきました。
前日までのお天気が嘘のような、快晴。
湯湾岳山頂からは写真のような眺めで、北の方向には喜界島まで見えていました。
出発は8:30、まずは宮古崎トンネルを抜けて大和村へ入り、国直集落と宮古崎の間にある、国直サンセットパーク。思勝湾から東シナ海方向が見渡せて、眼下にはサンゴ礁が広がります。
国直集落でフクギの並木に寄り道した後、奄美野生生物保護センターへ。
駐車場脇には園芸種(南米原産)ですが、トックリキワタが満開でした。ピンクの花が多くセンター入り口前はピンクでしたが写真のように1つは白花。
剥製ですが、奄美の生き物たちをご紹介して、国立公園・世界自然遺産について見学していただきました。そして、トイレを済ませて、次はマテリヤの滝へ。
マテリヤの滝を散策したあとは湯湾岳、大和村側9合目の木道へ林道を走ります。林道沿いではサザンカの白い花が咲いています。翌日には金作原原生林のツアーの参加されるということなので、林道沿いのヒカゲヘゴは車窓から。金作原よりも沢山並んでいるんですけどね。
15分ほど木道(木の階段)を登り、山頂近くにくるとトクサランが満開となっていました。金作原原生林ではまだ蕾です。
そして、ヘツカリンドウも咲いていました。
ヘツカリンドウは生えている場所によって全体の大きさ・形・花の形や色にバリエーションがあり、海岸線近くでは葉っぱが大きく、花茎も太くて、花も花びらが大きくて色も濃いものが多いですが、湯湾岳山頂近辺では花びらが小さくて、花茎も細く高くなり、花びらも細くなります。花びらの真ん中の丸い模様の部分に蜜腺があって、アリがよく集まっています。
下山して同じルートで出発したホテルへと帰り、所要時間は4時間。
来年4月には奄美野生生物ホゴセンターの敷地内に「アマミノクロウサギミュージアム QuruGuru」もオープンして、アマミノクロウサギも見学(有料)できるようになるので、立ち寄ることも可能になります。ツアースケジュールをまた、考えないといけないかもしれません。