金作原原生林へ向かう途中、知名瀬農道の一番奥にあるタンカン畑。
地面にきれいに剥かれたタンカンの皮が散乱しています。
これは人間がタンカンを盗み食いして皮を剥いて捨てたのではなくて、リュウキュウイノシシの仕業です。
数日前も団体さんのバスに添乗していたところ、同じ場所で、バス運転手さんが”イノシシ!”というので見ると、リュウキュウイノシシが畑から逃げるところでした。今日の午後も同じ場所に、おそらく同じ個体。
すっかり気に入って通っているようで、そこらじゅうにきれいに剥いたタンカンの皮が散乱しています。
しかし、どうやってこれだけ綺麗に剥くのでしょう。恐らく牙と手(足?)と口を使ってだとは思うのですが。
(本段落は追記・変更しました)
スペインではドングリをたくさん食べた豚はイベリコ豚として高級食材で美味しいらしいです。
奄美大島でもイノシシは11月から2月が狩猟期間(これ以外の期間でも害獣として駆除される場合もある)で新鮮な肉が出回り、焼き肉が御馳走です。特に島のドングリ、椎の木のドングリであるシイノミが豊作の年はイベリコ豚と同じく味がいいと言われています。
シイノミではなく、タンカンをたっぷり食べたリュウキュウイノシシの肉もどんな味がするのかも気になる所です。