テッポウユリ

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テッポウユリ
テッポウユリ

 早いところでは3月末頃から咲き始めていたテッポウユリ。
 海岸線沿いの陽当たりのいい斜面に群落を作り、周囲にいい香りが漂います。
 梅雨に入ると、終わりの時期のはずなのですが、朝の散歩をしていたら、きれいに咲いている株がありました。

 テッポウユリは春先に咲く、自生のユリですが、全然違う時期に、似たようなユリが咲いていることがあります。それも公園や庭先に芝生の中とか林道沿いなどとか。
 これはタカサゴユリといって、国立環境研究所の侵入生物データベースにも掲載されていますが、オーストラリアが原産の厄介者です。
 見分け方ですが、生えている場所が海岸線沿い以外にも公園や庭先の芝生の中等、そして、ほとんどが背が高く、葉っぱはテッポウユリの半分以下の細さです。
 テッポウユリと自然交配してしまい、雑種が出来てしまっています。
 もし見かけたら、きれいな花なので可哀そうですが、駆除してください。

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