ブログ「シマだより」さんの記事で話には聞いていましたが、「トカラウマの勉強会」という記事で、勉強会を主催しトカラウマを飼育している奄美共生園さんのサイトを知り、見学できないかと問う合わせしたみたところ快くご返事いただいたので、早速行ってみました。
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場所は瀬戸内町管鈍の旧・管鈍小中学校です。
正門から入り、正面が事務所、その横から奥に入ったところに厩舎があり、さらに右に行くと、グランドにMANA牧場があります。
奄美市名瀬からは国道58号線を下り、宇検村方面へ右折して役勝トンネルを抜けてすぐに左折して瀬戸内町篠川へ。
篠川では右に曲がり、海岸線をひたすら走って、約1時間20分ほどかかります。
ちょうどお昼時で、午前中の調教が終わってのんびりしているMANAちゃんに会えました。
トカラウマは元々喜界島から明治時代に吐噶喇(とから)列島に移されて飼育されていた小型の馬です。現在では鹿児島県の天然記念物に指定されています。(詳しくは上記Wikipediaのリンクをご覧下さい。)
鹿児島大学で飼育されていた1頭を譲り受けたそうですが、飼育されていたときは放牧されて、調教を受けていなくて、かなり暴れん坊だったそうで、馬小屋には”噛み癖があります”と注意書きがありました。
しかし、数日前から馬の調教師の方が来島されてほんの数日でかなり順従になったとのこと。写真をとるために近づいてみましたが、噛みつかれることもなく、人懐っこい感じでした。
午後からも集落内を引き歩きして人に馴れさせる訓練をしていましたが、急に犬が飛び出してきて驚いた場面などもありました。もう少し時間がかかりそうです。
それでも、この日は始めて海に入る訓練をしたところ、おっかなびっくりでしたが、ご覧のように水にも慣れたようです。
瀬戸内町の西方面は管鈍の隣、西の端に西古見集落があり、きれいな所なのですが、いかんせん遠く、他にも体験・見学するようなものがないかと考えていました。
昨年末には管鈍の1つ手前の集落、花天集落にある近畿大学のクロマグロ養殖場で、クロマグロの給餌体験ができるようになったので、このトカラウマと合わせて、こちら方面のツアーが組み立てられないかなと検討中です。