「十島村・奄美大島間観光交流人口促進事業推進事業」の委員会メンバーとして昨年度から各島々を視察に訪れていますが、今回は初めてモニタツアーのガイド役として同行してきました。
19日の早朝3時に奄美市名瀬佐大熊の港を出港した船は各島々の荷役に時間がかかり、約1時間遅れの12時過ぎに中之島に到着、宿の海游倶楽部でお弁当を食べた後に、早速、御岳登山へと出かけました。5月末に一度視察に行ったのですが、その時はお天気や時間の関係もあって山頂へ行けなかったのです。
中之島の御岳は979mと十島村の最高峰。奄美大島以南、琉球列島の最高峰が湯湾岳で694mですので、それよりも約300m高い山です。750mほどから始まる登山道入り口までは車で移動、登山道は入り口に片道20分とありましたが、30分ぐらいかかったでしょうか。
パノラマ写真のようにきれいに見えました。屋久島が見えるかなと期待したのですが、お昼すぎから少しずつガスがかかってきたようで、見ることができませんでした。
(今回はちょっと長文です。)
2日目は西区集落の巨木散策、歴史民俗資料館とトカラ馬牧場見学。歴史民俗資料館は視察の時には管理人が不在の状態でしたが、1ヶ月前から新しい管理人となったご夫婦がご案内してくれました。
管理人ご夫婦の旦那さんはコスタリカの方で、農業をやっていたらしくトカラ馬の調教も始めていて、いずれは乗馬できるようにしたいということでした。
その後は御池(底なし沼)、そして七つ山海岸で昼食。午後からはヤルセ灯台とその下の奇岩の崖、最後にもう一度どうしても訪れたかった朝日開拓地後のガジュマルの巨木群。前回は気づかなかった巨木もありましたが、これは必見です。まるでアバターの世界。感覚がおかしくなってきそうです。
夜は2日ともに西区と東区、それぞれの温泉でのんびり。夕日も2日連続できれいでした。
宿も2日ともに海游倶楽部さん。視察の時と同じ宿ですが、お部屋もきれいですし、なにより料理がすごくいいです。現在はダイビングのショップツアーを受け付けていますが、まもなくダイビングサービス、クルージングなども始めるようです。Facebookページがありますので是非ご覧下さい。
3日は朝6:30のフェリーとしまで9時間かけて奄美大島へ。さすがに疲れてほとんど船で寝ていましたが、お天気がよかったので甲板に出ていれば眺めよかったと思います。(往路で見たので、いいかと思ってしまったのも正直なところ・・・)
奄美大島からの往復ですと、お昼前(11:15)着、帰りは朝6:30発です。
しかし鹿児島発ですと、鹿児島発が夜中の11:30で中之島到着が朝6:30です。これで帰りは奄美大島へとなれば、1泊2日の行程でも丸々1日遊べます。そして奄美大島への移動中は十島村の口之島以外のすべての島に寄港する様子が見れます。口之島も季節によっては朝早いですが十分見れるでしょう。
このルートも面白いのではないでしょうか。
お天気がよくて全部で200枚余りの写真、その中から選んだものをFacebookページに掲載していますのでご覧下さい。