厄介者、ハタケニラ

フォトギャラリー
ハタケニラ
ハタケニラの花

 自宅の庭、時間を見つけては耕して土を入れてとやりながら、なかなか小まめに手を入れることもできず、雑草を育てる場所になってしまってますが、数年前からニンニクのような、ニラのような雑草が目立つようになってきました。
 小さいうちに引っこ抜くと小さなラッキョウのような球根が一緒に抜けるのですが、大きくなると葉っぱがちぎれるだけです。
 掘ってみると、小さな鱗片がたくさんついたユリの球根のような形で、ちょっと触ると鱗片がバラバラと散らばってしまいます。
 気が付くと、春になると庭中に葉っぱが出てきて、やがて写真のような花が咲きだします。可愛い花なんですけどね。
 調べてみると、ハタケニラ(Wikipediaへリンクしてます)という北アメリカ原産の帰化植物でなかなか厄介な植物のようです。
 当然、種から増えるのですが、厄介なのが、すぐにバラバラになる鱗片。これがどんどん芽吹いて、さらに地中深くに潜り込んでいくようで、駆除するのは大変なようです。
 除草剤は効果的なようですが、せっかく勢いの出てきたサガリバナ等を枯らしてしまうというのもありますし、あまり使いたくありません。
 今の時期はとにかく、つぼみや花を見つけたらちぎって、球根を地道に掘り出して駆除するしかないようです。
 ご近所で見かけたら早めに駆除したほうがいいようですよ。
 (個人的なお話ですが、注意喚起の意味もこめてご紹介でした。)

タイトルとURLをコピーしました