金作原原生林を縦断する林道の両端には写真のような鍵付きのゲートが設置されていて、散策路として通るには横に人が歩いて通れるスペースがあるので、ここを通る必要があります。
これは、2017年に奄美群島国立公園となり、このエリアが特別保護地区となりましたが、その時に設置されました。
それまでは一般車両も通行できたのですが、このゲートが出来てからは、所有者である森林管理署、管理人である奄美野生生物保護センター(環境省)、そしてマングースとノネコ対策のマングースバスターズや野生生物保護のパトロールの車両などが、たまに通るだけです。
そのおかげでしょうか、道端にランなどが以前にも増して見れるようになり、以前でしたらタイヤで踏み潰されていたような場所にヤクシマアカシュスランのような小さなランも見れるようになりました。
また、今年は道端でアマミハナサキガエルも多く見ることができています。
写真はヒカゲヘゴの根茎(こんけい)の中にいた、アマミハナサキガエルです。
このまま、色んな動植物が道端で見れるようになると嬉しいですね。
コメント
[…] 国立公園になった際に、金作原原生林内の林道は鍵付きのゲートが出来たために保護されたためか、道端には色んな生き物が見られるようになった気がします。 […]