「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産となって1周年の7月26日に「奄美大島世界遺産センター」がオープンしました。
場所は奄美市住用町西仲間の「黒潮の森 マングローブパーク」の隣です。
世界自然遺産および国立公園の管理施設としては「奄美野生生物保護センター」があり、展示も充実はしていますが、国道からは外れて奄美市名瀬から東シナ海側へ車で約40分、マングローブのある奄美市住用町とは別方向ですので、時間的な関係で行くのが難しい場合など、マングローブなどを楽しみながら世界自然遺産について学ぶ施設としていいのではないでしょうか。なお、入場は無料です。
オープン直前に生き物ハンドブックの話題を聞いていて、オープン2日目に訪れた時に探したのですが、ありませんでした。後で関係者からは準備に時間がかかっているとのことでしたが。
ところが知人が「琉球弧・生き物図鑑」という書籍を持ってきたので、てっきり、これがハンドブックのことかと思ったのですが、問い合わせてみると違うとのこと。発行は2021/6/25とほぼ1年前ですね。
しかし、哺乳類・野鳥・両生類・爬虫類・昆虫類・甲殻類・植物の代表種567種を掲載していて、1800円(税別)ですから、入門用として、おすすめの本です。