昨日、久々に加計呂麻島へお客さんをご案内してきました。
チップ工場問題後、はじめてです。
北大島より半月季節の早い加計呂麻島は新緑が目立っていました。
写真は呑之浦、島尾敏雄文学碑の対岸の森です。逆光だったので補正していますが、実際にはもっと新緑が目立っていました。
立ち枯れしたリュウキュウマツは葉を落とし、枝もボロボロになってきています。それをかき分けるようにシイをはじめとした照葉樹が隙間を埋めていってます。
これは思ったより早く照葉樹が枯れたマツを覆いつくしていくんじゃないでしょうか。
マツの葉は他の植物の生育を抑える働きがあるようですが、枯れてしまったマツにはその力はないでしょう。広がった空間に勢いをつけた照葉樹がモリモリと伸びていくようです。
加計呂麻島では地元の方と少しお話をすることができましたが、予想以上に地元に情報が伝わっていないという印象を受けました。
それよりも、やはり心配していたことですが、加計呂麻島に住んでいる方同士の争いにならないように気をつかっていました。
以前の記事でも書いたように、地元で何も動いていないわけではありません。
しかし、進め方によっては地元の方々を二分してしまうおそれがあります。
同じ奄美に住んではいますが、加計呂麻島の住人でない私には、地元の方々からの情報と、それを応援していただける方からの情報を見ていただけるようにすることしかできない、と考えています。
反対運動の方法についてもご意見をいただいていますが、運動のやり方については地元の方々を優先したいと思っています。加計呂麻在住の方にも移住組の方で有識者の方々とパイプを持った方も動いているようです。
島外で応援していただいている方には大変もどかしいと思いますが、ご理解下さい。
同じようなことを繰り返し書いてすいません。