昨日は久しぶりに湯湾岳へ行ってきました。どれぐらい久しぶりかと日誌をみると夏には珍しく8月は週1のペースで行ってましたが、8月末以来でした。
森はすっかり秋というか冬の様子になっていました。
9合目ボードウォークから登ったのですが、宇検村から9合目までの林道沿いはツワブキが満開、ヤマヒヨドリバナの花も咲いていてアサギマダラがたくさん群れていました。
9合目の駐車場近くから、あちこちにサザンカが咲いています。ボードウォークにもたくさん花びらが散っていました。
正月飾りに使われるセンリョウの赤い実もしっかりついてますし、7合目からのルートと合流する近くには早くもトクサランが咲き始めていました。
山頂近くに毎年満開となるトクサランの群落があるので、そちらはどうか見に行ったところ、さすがに開花はもう少し先のようです。
その近くにはヘツカリンドウ(写真)が咲いていました。平地、特に海岸線沿いなどで見ることが多く、加計呂麻島の安脚場戦跡公園でよくみかけるのですが、普通は花茎がもっと太くて短く、花びらももっと大きいのです。
しかし、湯湾岳山頂近辺のヘツカリンドウは花茎は細くて長く、花びらも極端に細いという特徴があります。以前からもしかして別種?と思っていたので、植物に詳しい方に聞いてみたところ、同じ種類で環境の違いによるものだろうということでした。
いつもは細い茎が折れてしまって、きれいな状態はあまり見ることができないのですが、今回はきれいな状態でした。せっかくならもう少し写真を撮影しておけばよかったかも。
記事内の植物の写真は以下のFacebookページのアルバムにあります。
投稿 by 観光ネットワーク奄美.