3月22日に待望の網野子バイパスが開通しました。(奄美新聞の記事)
先日、加計呂麻島へのご案内で初めて網野子バイパスを通ったところ、時間的には約10分の短縮らしいですが、運転の負担は格段に軽くなりました。同乗者も楽だと思います。
しかし、網野子トンネルは約4.2キロと、これまで最長だった新和瀬トンネルの約2倍近くの長さ、そして路肩も狭いです。
割と短い間隔で待避所がありますが、原付きバイクなどの小さな車両で通行する際には前後や対向車両の風にも十分な注意が必要です。
歩道がありませんから当然歩いて通ることはできません。島内の他のトンネルはすべて歩道がついていますから、自転車は歩道を通行していますが、網野子トンネルはどうなのかと思いトンネル周辺の標識を見たのですが特に制限する標識はありませんでした。
一般に自転車は車道を走るのがルールですが、網野子トンネルでは路肩が狭いのでどうなのかと、まずは道路を管理している鹿児島県大島支庁にお聞きしたところ、特に禁止はしていないとのこと。しかし、道路交通法ではどうかと奄美警察署に聞いてみたところ、同じく特に禁止はしていませんということでした。
しかし、通行している車はかなりの速度ですし、路肩が狭いので、自転車で通行するのは大変危険だと思います。安易に通行しないほうがいいでしょう。
逆にトンネルができる前に通行していた峠道はほとんど車両の通行が無くなっているようです。森の植物やバードウッチングなどにのんびり走るにはいいコースになると思いますよ。
追記(2015/5/14)
見落としていましたが、奄美新聞の5月8日付けのWeb版で「利用マナー守って」という記事があり、以下のように管理用通路はダメだけど自転車は車道通行とあるので、通っていいようですね。
情報について同事務所は「把握していない」としたが、「通路は作業点検、緊急用が目的。自転車であれば車道通行してほしい」と交通安全とマナー順守を訴えた。