生まれシマである笠利町川上の情報がなかなか無く、昨日の夕方にようやく名瀬から笠利町まで車が通行できるというニュースを聞いたので北部へ行ってきました。
龍郷町浦のJA裏の土砂崩れはすでにニュースで流れているので撮影しませんでしたが、現場を見ると、こんな所が崩落するとは想像も出来なかった場所です。
本茶トンネルへの道も崩れていて、迂回路を通らないといけません。トンネルを抜けるとあちこちに崩落が見えます。この写真は水間製糖の道向の様子。(11:52)
送信者 20101020奄美水害:10/23北部 |
通行できるようになったといってもあちこちで片道一車線通行のため、写真のように信号待ちです。(11:54)
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この手前もそうですが、朝日小学校横の川など、土砂がつまって川の流れが道路の近くになっているところがたくさんありました。
通常なら笠利町赤木名から川上までは海沿いの山道で5分です。
ところが通行止めとなっているので反対側の大笠利集落から山道を越えて川上に入らないといけません。
幸い川上集落には被害はほとんどありませんでしたが、川上集落から赤木名集落への道へ行ってみると、蒲生崎への三叉路の赤木名寄りがご覧のありさま。(13:29)
送信者 20101020奄美水害:10/23北部 |
ごっそりと落ちてます。
近くにいた地元のおじさんの話しでは落ちずに残っているのは旧道の石積みで、谷を埋めて新しく作った道が落ちたそうです。
ここにはバイクが崩落を知らずに落ちてしまったそうです。
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落ちた先はそのまま海まで。
流れでた赤土はようやく蘇った海をまた赤く染めてます。
送信者 20101020奄美水害:10/23北部 |
川上から北の屋仁集落へは行けるのですが、佐仁集落へは道路の崩壊で通れないとか。
帰りは寄り道せずに走ってみたのですが、空港周辺から名瀬までは1時間半ほどかかります。ただ、渋滞があまりなかったのでこの時間ですが、充分時間に余裕をもって動く必要がありそうです。
早い復旧を願います。
コメント
2006年3月に金作原や田中一村ツアーでお世話になりました。先日からの災害、心からお見舞い申し上げます。住用町の老人ホームの被害をニュースで見ましたが、マングローブも穏やかな風景しか知らなかった私には衝撃でした。龍郷町も崖崩れが大変だったと聞いて、ツアーで寄せていただいた水間製糖さんの事を思っていました。ご無事で何よりです。ですが地域に残した災害の爪痕を思うと心が痛みます。皆さん本当に御苦労様です。一日も早い復旧を、一日も早く奄美のみなさんに笑顔が戻りますよう、奈良からお祈りしています。また行きます。きっと行きます。