12日から3日間、沖縄からの琉舞の方々をご案内しましたが、初日は11:25のRAC便で到着なので金作原原生林でもご案内の予定でした。
しかし、この日は瀬戸内町油井集落の豊年祭が午後2時から行われるということを同行する奄美の琉舞の方から聞いてそうで、琉舞とも関連があるので是非見たい!という要望でしたので、急遽予定を変更して、昼食をさっとすませて油井集落へ。
なんと開始5分前に到着することができました。
油井の豊年祭は「油井の豊年踊り」として県指定の無形文化財に指定されています。
最初に行われるのが綱引き。
綱引きといってもどちらが強いか引き合うというよりは綱をもったまま行ったり来たりです。
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そこへシシのようなものが現れて綱を切り、結び直して再び引くという作業を数回繰り返します。
この綱の半分はこのあと土俵に埋めて土俵の俵として使います。
最初は露払い。釜を持った踊り手が邪気を払います。
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この後、土俵で稲刈りや米つきなどが演じられるのですが、土俵に上がるのすべてまわし姿の男性。
女性は土俵の下で演じます。
演目の間に相撲も実際にやるのですが、女の子も参加していたのは敬老の方々への踊りの披露だけです。
しかも、曲は沖縄民謡、手にしている太鼓も沖縄のパーランクー、そして何故か日本のお祭り用のハッピ。奄美の音楽でふさわしいのがあればいいのにと思ってしまいました。
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この写真は稲刈りの演目。お面をつけているのですが、どこかマンガチックです。
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そして、これは「ガットドン」。ユーモラスな動きに会場が湧いていました。
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油井の豊年踊りに関しては昨年撮影した方がYouTubeにアップしています。
数年前に見た時には観客、とくにアマチュアカメラマンのマナーがひどかった覚えがあったのですが、今年はよかったです。