旧島尾敏雄住宅

島尾敏雄住居跡 シマ巡り

泥染めツアー 昨日まで3日間、毎年お越しになる泥染めツアーの方々をご案内してきました。

初日は東京便で14:00過ぎに空港到着後、瀬戸内町嘉徳にある吉川工房に訪ねてきました。

前日、確認したとおりに嘉徳へは国道58号線から行けました。嘉徳入り口から古仁屋方向へすぐ先が通行止めでした。

二日目は泥染め公園で、ひたすら1日、泥染めです。

お一人だけ1日遅れで奄美入りの方を迎えに泥染め公園から空港へ向かうと、和光トンネルを抜けたところから豪雨災害を思い出すような土砂降り。

これは飛行機も降りるだろうかと心配していましたが、天候調査の表示もなく、あっさりと到着しました。

泥染め公園に戻ると、皆さんびしょ濡れになりながら泥染めをしていました。

島尾敏雄住居跡 3日目の予定は未定でしたが、お一人が島尾敏雄さんのファンで、島尾敏雄さんの住んでいた住宅が見学できるはずとお話したところ、是非行きたいということで行ってみました。

時々通っているのですが、気づかないもんです。旧・県立図書館奄美分館はロビーと館長室が地域の集会場となり、左半分の図書室は取り壊されて道路になっていました。住宅は内装もきれいに整備され、NPO法人島尾敏雄顕彰会によってスタッフが配置されて、説明を聞くことができます。

写真は書斎です。島尾さんが執筆活動していた様子がそのまま再現されていました。

この住宅、過去には取り壊す計画でした。当時の記事がこちらです。
「死の棘」生んだ島尾敏雄の家、解体へ 奄美大島

今日、あらためて島尾敏雄顕正会の方に確認したところ、正式オープンは7月を予定しているけれでも、常勤スタッフがいるので見学できるとのことでした。

ただし、車で行く場合は注意が必要です。

古田郵便局の信号から春日町に向かい、新川の橋を渡って右へ曲がると春日町方面へ、まっすぐ進むと県立図書館奄美分館でしたが、敷地内を分断するように道路が建設途中で、旧・県立図書館奄美分館の敷地は集会場として車の乗入れ禁止となっています。通り抜けて住宅前には行けません。

住宅の前の道路には新川の橋を渡って左へ曲がり、次の角を右に曲がって住宅の裏をみちなりに進むと住宅の前の道路に出ます。

新しい道路が完成すると、橋を渡ってまっすぐ進むとすぐになるのですが、これがいつ完成かはわからないそうです。

旧・県立図書館奄美分館への道も、住宅を通る道も細い道ですので、車で通行する際は十分注意して下さい。

追記:Twitterで住居跡というのは変じゃないかとご指摘・ご意見があり、「住居跡」と表記していましたが、住宅は残っているので単に「旧島尾敏雄住宅」としました。また、「マホちゃんのおじいちゃん家(ち)」(マホちゃんは島尾敏雄さんのお孫さん)という案もあったので、これを愛称として管理している島尾敏雄顕正会の方に提案してみます。

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