今日は午後からマングローブカヌーへのご案内。
台風16号の影響で昨夜から明け方にかけて雷が轟いていたので、どうなるかなと思いながらでしたが、現地についてみるとパラパラと小雨が時折降るものの大丈夫でした。
潮の上がりが遅いので先にメイン水路へ入っていきました。
お客さんの先頭を進んで行くと、ふとゾワッという感じがするので見上げてみると何かいます!ヤツです。ハブです!
通常、餌となるカエルやネズミが居ない場所にはハブは居ません。マングローブは当然、カエルもネズミも居ませんからハブもいるはずは無いのですが、大雨の後は流されたハブが居る場合もあると聞いたことはありますが、実際に見たのは初めてです。
大雨で流されて満潮になり地上を進むこともできずに樹上に登ったのでしょう。
場所はマングローブメイン水路のほぼど真ん中、それも水路のほぼ中央に突き出た枝です。
よく見ると尻尾の部分を枝に絡めて、しがみついているようにも見えます。
とは言っても、これがカヌーの上に落ちては大変です。といって、ハブがいるから注意とお客さんに言うとパニックになる恐れもあるので、静かに横を通るように案内、他のツアーの団体もすぐにやってきたので、ハブのことは教えずに誘導しましたが、不審に思われたかもしれません。
マングローブ茶屋さんに電話連絡したところ、ハブ捕獲棒を持ったスタッフがやってきて無事に捕獲してくました。
しかし、私達が来る直前に樹上に登ったとは考えにくく、他のカヌーツアーの方々も通ったはず。カヌーに落ちたりして被害者が出なかったのが不思議なぐらいです。