補強するも、やはり切れました

この記事は「絹の撚り線の女弦も切れたので補強を試します」の続編です。

四子撚りの女絃(和楽器の”ツル・ゲン”は”弦”ではなく”絃”だそうです)、コバチのところで切れたので、水性の木工ボンドを薄く重ねて塗ってみたところ、週1の教室での練習中は切れることなく使うことができました。

ところが、練習を終えた頃に突然ブツーンと女絃が切れてしまいました。切れた場所はコバチで弾いていた場所ではなく糸巻きの下、竿の触れないように絃を載せているブリッジの部分です。

コバチで弾く部分は補強したので大丈夫だったのですが、その分、振動がブリッジにあたっている部分に集中したのでしょう。

このことを鳥羽屋さんにご報告したところ、片撚りの絃で更に太い絃、そしてもうひと回り太い絃の2種を送ってくれました。

現在、自宅での練習時に一段階太い絃を使っていますが、キーを4(和楽器の調子笛で9、F)と5から約半音下げています。

今のところ、切れる様子はありません。やはり5という高さは無理なのかもしれません。

 

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