夏の夜に咲くサガリバナは主にマングローブの水辺に自生する木です。薄暗くなる頃から咲き始めます。花火のような花で甘い香りがするのですが、明け方には散ってしまいます。
住用町のマングローブまで行かないと見れないわけではなくて、街中でも庭先などに植えられていることも多いです。
近年、夏の夜に街を彩っているのが、奄美市名瀬、屋仁川通り奥にある奄美市の水道局(旧・保健所)の通り沿いのサガリバナの並木です。(写真の道路沿いに生えているのがサガリバナ)
また、写真の左手の信号を右折して直進すると、奄美市保健センターがあり、左手の入り口右のコンクリート壁の上に大きくサガリバナの枝が広がってます。これも見事ですよ。
このあたりの庭先には月下美人の花も咲いていることがありますよ。
ただし、住宅地の庭先などの花を観賞するときには、お住まいの方に迷惑にならないようにご注意下さい。