5月23日から25日に喜界島へ行った様子を数回に分けて連載します。
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途中で他の話題が入る(かも?)しれませんので、記事には”202005喜界”のタグを付けておきます。
GoogleMapのマイマップには行った場所をマッピングしてます。
先内という海沿いの集落の古いサンゴの石垣に囲まれた屋敷跡の入り口に「ウリガー」と書かれた看板があります。ウリガーとは横穴式の泉だそうで、隆起サンゴでできた喜界島では降った雨は石灰岩に染み込み地下水として流れていて、その水を汲みにいく穴だそうです。
石灰岩の地下の泉というと沖永良部島のクラゴーが有名ですが、喜界島にそのような泉があるとは知りませんでした。Tさんによると、もう1箇所あるとのこと。
残念ながら、水を汲んだという場所へ行ってみましたが、今は水はありませんでした。開発などによって地下水脈の流れが変わったのだろうとのこと。
しかし、近くの海岸へ行くと、侵食された隆起サンゴの切れ目からは水が湧き出ていて、昔は洗濯場所として利用されていたらしく、その場には存在しない洗濯用に島外から運ばれてきたらしい表面のツルツルした石が残っていました。
さらに内陸部の西目という集落へいくと、ウリガーのように地下に入るのではありませんが、石灰岩の斜面から水が湧き出ている所がありました。きれいな冷たい水でした。
泉の近くにいらっしゃったTさんのご友人のご自宅でお茶をごちそうになり、区長さんに挨拶したとしている間にあっという間にお昼。
集落ではサンゴの石垣はほとんど無く、ブロック塀だったので、 ご友人と区長さんにお聞きすると、 道路拡張工事に際にサンゴの石垣からブロック塀に変わったとのこと。
ウフヤグチ鍾乳洞と城久遺跡群発掘跡を駆け足で回って、一旦、Tさんのお宅に戻りました。
Tさんのご自宅では奥さんの手作りの昼食をごちそうに。
そこにはTさんが喜界島で八月踊りやシマ唄・方言など色んな活動をしている方を紹介してくれて、色んなお話をしているうちに15時前。
まだ途中までしか回ってないからと、慌てて出発です。
((4)へつづく)
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