先月も満開となって20近くの花が咲いた我が家の月下美人ですが、一昨日の晩も御覧のように満開となり、花火のようでした。
ただ、今回は開花の時間が1~2時間ほど遅かったのが、不思議です。
とはいえ、可憐な花ですが、実は花を食べることができるのです。
お浸しとか美味しいと聞いていましたし、生の花びらを食べたこともあるのですが、前回の満開の時にFacebookの友人が、”お好み焼きにすると美味しいよ。刻んで冷凍保存も出来るよ”と教えてくれたのでした。
以下に顛末を。写真は例によって小さ目のサムネイルですが、クリックすると大きな写真になります。
残念ながら、前回は教えてもらう前に花は全部捨てて(切って土の上に放り投げて)しまったのですが、今回は翌朝、しぼんでいる花を切って、まずは冷蔵庫へ保存。
そして、昨夜、お好み焼きに挑戦してみました。
結論:美味しい!癖も無く、とろみが良い感じです。捨てるなんてもったいない!
葉と花をつないでいる茎を切ってみると中空になっています。
この2つの部位を細かく刻みます。
花は2輪分。
花茎も花も独特のトロミがあって、でも青臭くありません。オクラのようですが、オクラよりもさっぱりしているかも。
これに生卵1個とお好み焼きの粉を通常の半分以下、というか20gほどでしょうか。そして、トロミを見ながら水を少々。ほんの少しです。
それをフライパンで焼きます。
片面に焼き目がついたころに、豚バラ肉をのせて、ひっくり返して、さらに焼きます。まぁ、普通のお好み焼きですね。
焼きあがったところに、ソースと鰹節の削り節をかけて、完成!
普段、家でお好み焼きを作ることもありませんでしたし、月下美人で?と、教えてくれる人もいないので、完全に我流ですが、上手くできました。
トロミがあるので、山芋をたっぷり入れたお好み焼きのようです。粉も少しでいいし、繊維質たっぷりだし。
実は昨夜も残り3つ花が咲いていたので、今朝収穫して、さっそく刻んで冷凍庫へ。
しばらく「月下美人お好み焼き」楽しめそうですし、小さな蕾も出来てきているので、楽しみ!
次はソースやトッピングを工夫してみましょう。
実は楽しみがもう一つ。
これはクックパッドやネットで検索すると出てきますが、月下美人の焼酎漬けです。
氷砂糖を入れて、花開いている状態の花、2輪を黒糖焼酎に付け込んでみました。
今朝見ると、花びらが半透明になっています。
咲いている時も、いい香りがするので、焼酎も味というより香りが楽しみ。どんな味がするのかな。