大和村をE-Bikeで走ってみました

社内の事情などもありましたが、非常事態宣言があったり、オリンピック・パラリンピック、そして７月２６日には「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産となったこともあり、ドタバタ続きであっというまに夏休みも終わりです。

今月は結局まとものお休みは台風による１日を含めて３日だけ、昨日のお休みはお天気もよかったので、Facebookで大和村のNPO法人TAMASUさんがE-Bike(電動自転車)を購入してレンタルの準備中というお話を聞いたので、さっそく連絡をしたところ、貸し出し準備中なのですが、モニター体験できることになりました。

３月には龍郷町のE-Bikeを体験させてもらい、５月には加計呂麻島の電動自転車（その後も、もう一度行って瀬相から西を少し廻ってきました。）も体験し、奄美市もE-Bikeの導入の話があるので、是非、先に導入した大和村もE-Bikeで走ってみたかったのです。

なお、民間では先行してアマニコさんがEバイクツアーやEバイクレンタルを行っています。

　レンタル用は２タイプが４台づつ。

　今回体験させてもらったのは、こちらです。

「SPECIALIZED VADO SL 4.0 EQ」というものようです。(Google Lensで探し出しました。）ギヤは１０段変速です。ヘルメットも貸してくれます。

シートの下にはパンク修理用の工具が入っています。

左の図はGoogleMapのMyMapです。
フォレストポリスのキャンプ場がスタート地点です。

９時にスタートしてフォレストポリスのグランドを経由して湯湾岳９合目へ。折り返して、一旦今里方向へ林道を進み、途中から名音集落へ。

予定していなかったのですが、まだ時間は早いし、バッテリーはほとんど減ってないし、なにより体力は全然消耗してないし、ということで今里集落へ往復してきました。

本来は名音から旧道を通って志戸勘へ行きたかったのですが、残念ながら工事中で通行止め。

名音へ戻ってから徳浜の断崖を通って（トップの写真は徳浜の断崖そばに新しくできた展望所からのパノラマです）戸円のウエスタナーズカフェさんで手作りハンバーグカレーで昼食。今回のルートで唯一食事ができるところです。

その後、嶺山公園の先から林道を通ってフォレストポリスのグランド経由でキャンプ場へと戻りました。

　大雑把ですがルートと所要時間と距離です。トータルで約３８キロ、３時間４０分ほどかかりました。（距離の空白は測定してないということです。例えば嶺山公園の5.9Kmは名音からの距離です。）

　龍郷町のE-Bikeでもそうでしたが、坂道の登りはスイスイ登ります。

ハンドルの下には電源ボタンとバッテリーインジケーターがあり、その上に丸が３分割されたアシストレベルが表示されています（写真右）

アシストレベルは左の＋/ーボタンで操作します。

ギヤチェンジは右ハンドル下にシフトレバーが２つありあり、親指と人差し指で簡単に操作できます。

　登りよりも神経と体力を使うのは下りです。

最初はブレーキをしっかり握らなきゃとグーの形にしていたのですが、下りで体重もハンドルにかかってきます。

よく見ると、ハンドルの端が少し平らで広がっていて、手のひらの付け根の部分を置けるようになっています。そこに手のひらの付け根をおいて、小指と薬指と親指で軽く握り、人差し指と中指をかるくブレーキレバーにかけるといい感じでした。

ブレーキはディスクブレーキで効きがいいので、急なブレーキをかけると危険です。ロックしてしまいます。

また、後輪だけロックすると横滑りしますし、前輪だけロックするとジャックナイフ、要は前輪が固定されたまま車体ごと前転することになります。

快晴で暑いかなと心配したのですが、森の中の木陰を走ると全然涼しいです。そして、なにより静か。色んな鳥の声も聞こえましたし、ルリカケスには何羽あったでしょうか。絶対に自動車・バイクで走ると気づかないものばかりです。

やはりというか日曜日だけあって地元の車も走ってましたが、こんな林道に！と思うようなところにレンタカーが走ってました。注意が必要です。

帰り道に国直に立ち寄りました。今回、快く体験させてくれたNPO法人TAMASUの代表の方にご挨拶。これからの展開なども聞かせてもらいましたが、レンタル開始が楽しみです。

奄美トレイルの地図を見ると、今回のルートに近いですね。ツアーを作っても面白そうです。