アマミノクロウサギの食害

ツアー
タンカンの木のアマミノクロウサギによる食害

 金作原ツアーの金作原原生林へは奄美市知名瀬の農道から林道に向かいます。
 農道はスモモやタンカンの畑への道ですが、7年前にマングースが1頭捕獲されたのが最後で昨年根絶宣言されました頃から農道にも徐々にアマミノクロウサギの糞が見られるようになっていました。
 先日、農道の一番奥の畑を見ると、木の下の部分が白くなっているので、よく見ると皮が齧られています。アマミノクロウサギの食害です。
 数年前から大和村の山奥、福元盆地のタンカン畑での食害が報じられていましたが、ここでは食害は起こっていなかったのです。
 ぐるりと一周、ここまで齧られてしまうと、この木は枯れてしまうでしょう。
 金作原原生林の中でも散策路脇のフカノキが大きく齧られていて、アマミノクロウサギの数が増えて生息域が広がっているのはいいのですが、タンカン農家の方は対策が大変です。
 齧られる前はネットで畑を囲っていたのですが、他の畑は金網で囲っていて、この畑のその後、金網を設置していました。

コメント

  1. […]  ただ、農道ではタンカンの木の皮が齧られるという被害も出ています。 […]

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